近代芸談における人物名
能楽界で活動/活躍した人物のうち、芸談で言及の多い人名のリスト。『能楽大事典』(筑摩書房)との照合はおこないましたが、出現頻度が少ないがゆえに重要でありながら立項されていない人名がありえます。同一人物は呼称が変化した場合でも一項目にまとめ、項目名は『能楽大事典』に従い、別呼称を括弧書きで加えました(例:観世左近(元滋)、観世清之(梅若六郎))。
うめわかくろうえもんうじもり【梅若玄祥(九郎右衛門、氏盛)】
かんぜもとよし【観世元義(寿、片山九郎三郎、七世片山九郎右衛門)】
きたろっぺいたのうしん【喜多六平太(一四世、能心、宇都野千代造)】
こんぱるそうえもん【金春惣右衛門(二一世、国泰、(増見)林太郎)】
しげやませんごろうまさしげ【茂山千五郎(一〇世、二世千作、正重)】
ほうしょうきんごろうしげや(?)【宝生金五郎(七世、蕃弥)】
ほうしょうきんごろうひでちか(?)【宝生金五郎(九世、英周)】
やまもととうじろう【山本東次郎(三世、則重、河内晋、山本晋)】
*みとくてい(いのうえ)【未特定人物(井上、井上さん、儒者井上某)】