研究会集会「学校教育における能楽の問題分析と提言」
日時:2016年2月29日(月)18:30~20:30
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー 25F B会議室
共催:能楽学会例会
公募型共同研究「学校教育における能楽の分析と刷新―伝統文化教育のモデルケース確立をめざして」のメンバー、佐藤和道氏・岩城賢太郎氏とシテ方宝生流能楽師の佐野玄宜氏による研究成果の発表会をおこないました。
小中高の国語・社会・音楽の教科書でどのように能・狂言が扱われているか具体的な事例が紹介されました。さらに佐藤氏によるアクティブラーニングによる高校の授業例(生徒たちが課題をふまえてタブレット端末で能の映像を観賞したのち、佐野氏とskypeで質問や意見を交換するという授業)の報告がありました。質疑応答では、教員養成の場からの意見もあり、充実した研究会となりました(参加者23名)。