フランソワ・ラショウ氏特別講演
「世界劇場―イエズス会士と日本の演劇に関する一考察」
2015年7 月 23 日(木)法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー26 階23会議室 A において研究集会を開催しました。
フランス国立極東学院教授のフランソワ・ラショウ氏をお招きし、「世界劇場―イエズス会士と日本の演劇に関する一考察」と題してご講演いただきました。
イエズス会とキリシタン文献の歴史、宣教師の茶の湯と能楽に対する理解の相違について等、複数の断片的な資料から当時の能楽の姿を垣間見る内容。英語版能楽事典編集のための国際研究集会に引き続いての開催で、多くの研究者の参加も見られ活発な質疑がなされました。海外からの視点による能楽研究の可能性を強く感じる研究会となりました。参加者は 44 名。共催:能楽学会例会。