研究アーカイブ
鴻山文庫「宝生流大連演能」16ミリフィルム
昭和10年8月、宝生重英をはじめ宝生流能楽師による京城・新京・奉天・大連・青島・上海巡回演能会がおこなわれました。
法政大学鴻山文庫には、8月17日と18日の大連、光明臺大連能楽殿での演能を撮影した16ミリフィルムが現存しています。撮影をしたのは、巡回演能に参加している大連在住の森川荘吉です。部分的な映像で音声も入っていませんが、当時の演能の実態を知ることのできる珍しい資料です。
フィルムを曲ごとに区切り、曲名は雑誌『宝生』『満鮮謡曲界』所収の番組と付き合わせをおこないました。フィルムの劣化に伴う映像の乱れが一部ありますがご了承ください。
以下の各サムネイルをクリックすると動画プレイヤーが表示されます。
8月17日
8月18日