お知らせ
能楽セミナー「能楽の現在と未来」(10月19日・26日、11月10日)
21世紀を生きる能楽は、どのように変わっていくのか、あるいは変わらないのか。いろいろな変化や新しい試みのどこまでを、我々は能楽と考えるのか。新作能でも、別ジャンルの芸術の中にあっても、これこそが「能的なるもの」と言えるような何かがあるとすれば、それはどんなものなのか。さまざまな立場・視点から、能楽の現代と未来を考えます。
◆場所:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー26階 スカイホール
◆入場無料・事前申込不要・定員100名
◆チラシのPDFはこちらから
◆第1日 10月19日(日)11:00~17:30
「現代に生きる能楽―さまざまな「現場」から」
11:00~11:30
【趣旨説明】能楽の現在と未来―いま考えてみたいこと
山中玲子(能楽研究所所長)
11:30~12:30
【インタビュー】守っていくもの 変わっていくもの―現代における能の輪郭
観世喜正(能楽師観世流シテ方)
13:45~14:30
【報告】世界の能を目指す―宇髙通成とINI国際能楽研究会
ディエゴ=ペレッキア(立命館大学アート・リサーチセンター客員研究員)
14:35~15:35
【インタビュー】能楽の可能性と普及―今なにをすべきか
野村万蔵(能楽師和泉流狂言方)
15:45~17:30
【全体討議】 コメンテイター 小田幸子(能狂言研究家・明治学院大学非常勤講師)・竹内晶子(法政大学教授)・ディエゴ=ペレッキア・野村万蔵・山中玲子・宮本圭造(司会 能楽研究所教授)
◆第2日 10月26日(日)13:00~18:00
「シンポジウム 能のエッセンス・能のかたち」
13:00~14:30
【報告1】どこまでが能だったのか?―歴史的に見た能の輪郭
横山太郎(跡見学園女子大学准教授)
【報告2】学生が作る新作能―演劇学の授業に能をどう組み込むか
竹内晶子(法政大学教授)
14:40~16:20
【報告3】現代演劇と能
小田幸子(能狂言研究家・明治学院大学非常勤講師)
【報告4】「現代能楽集」の作業―錬肉工房の挑戦
岡本章(演出家・明治学院大学教授)
16:30~18:00
【全体討議】 コメンテイター 観世喜正・清水寛二(能楽師観世流シテ方)
横山太郎・竹内晶子・小田幸子・岡本章・山中玲子(司会)
◆第3日 11月10日(月)18:30~20:30
「能楽と西洋音楽」
18:30~19:30
【講演】能楽から新しいオペラへ
細川俊夫(作曲家)
19:40~20:30
【鼎談】 細川俊夫・青木涼子(能×現代音楽アーティスト)・宮本圭造