淡路(あわじ)
① 天皇の臣下が住吉玉津嶋に参詣した後に淡路国へ向かい、淡路潟に到着する。
② 穏やかな春のもと、老人と若者が神をたたえながら田を耕している。
③ 臣下は田の水とり口に立つ御幣や、神に心を寄せる老人と若者の姿を見て、この田は神田かと尋ねる。老人は、古い歌に詠まれているように春の苗代を育てるために水口に御幣を立てると答える。さらに、この田は二宮の供田であると教える。
④ さらに老人は天地開闢、伊弉諾と伊弉冉の国生み神話を物語る。
⑤ やがて夕日がかげると、老人は神代の昔を見せようと言い、伊弉諾の神であるとほのめかして天へと消え失せる。
⑥ 淡路の里の男が現れ、伊弉諾と伊弉冉の国生み神話を語る。
⑦ 月の夜、臣下が神代の昔を称える。
⑧ 伊弉諾の神が現れ、泰平の世を寿ぎ舞う。
⑨ 伊弉諾の神は淡路島の生まれた有様を見せ、御代を祝福する。

