WORDS of NOH Online Resources

能の「ことば」オンラインリソース集

曲名一覧へ戻る

梗概

空蝉(うつせみ)

旅僧が初秋の都三条、京極中川の辺りを訪れ、空蝉の歌を口ずさみ『源氏物語』の昔に浸る。すると女が声をかけ、光源氏が空蝉へ送った歌を詠む。女はここが中川の宿りの跡であると言う。そして空蝉と源氏の物語を語り、自分は空蝉であるとほのめかし消える。僧が弔いをすると、空蝉の霊が現れ、供養を感謝、舞を舞う。吹き乱れる風の音に蝉の声が重なり響き、夜が明けると、僧の夢は覚め、霊は消え失せたのであった。