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能の「ことば」オンラインリソース集

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梗概

浦嶋(うらしま)

① 天皇の臣下が、丹波国水江の浦に霊験あらたかな神がおられるのを見てくるように天皇に命じられ、水江の浦を訪れる。
② 秋風の吹く海辺。老人と若い女が、神事のために社へ歩みを運んでいる。
③ 臣下が老人に浦島の神の謂れを尋ねると、老人は浦島太郎の物語を教える。昔、浦島太郎は亀を釣りあげるが、海に放してやる。すると蓬莱の仙女が現れ、亀を助けた礼に蓬莱の国で七日間浦島をもてなし、玉手箱を与える。浦島が浦へ帰ると、すでに七世代の時が過ぎていた。浦島は神となり蓬莱宮に祀られており、昨日が祭礼の日であったと、老人は教える。
④ 臣下は昨日参詣すべきであったと悔やむが、老人はここでは昨日は今日のことであると言う。昔物語の「玉手箱」とは、開けるのを悔やむ心を込めた言葉であると述べ、祭礼では浦島の物語にならって、社の扉を開けないのだと教える。
⑤ 老人は、仙女が不老不死の薬を玉手箱に込めて浦島に贈って開けるなと言った物語や「開ける」尽くしの話を語る。
⑥ やがて沖から風が吹き、音楽が聞こえ、五色の亀が神前に現れる。仙女も来現し、勅使に薬を与える。
⑦ 現れた浦島の神は舞を舞い、御代を寿ぐ。